英検3級は試験に初めて面接(二次試験)が導入される級でもあるので、色々と気になることもあると思います。
その中でも、落ちる人の特長や合否を分けるポイントについては、ウェブ上でも検索されている方が多いようです。
(「落ちる人」というとけっこうズバリな表現ですが、このまま検索されている方が非常に多いです!)
そこでこの記事では、面接においてどういった点が評価されるのかを説明しながら、どういう心づもりで臨めばいいのかをお話します。
短時間で速効性のある対策方法についても解説しますので、そちらは特に絶対チェックしてください!
この記事のコンテンツ
英検3級の面接に落ちる人の特長
英検3級の面接は、問題が5問あり、各5点で採点されます。
この部分に関しては、純粋に英語力をチェックされます。ただ、採点基準は明確にされていません。
なので、実は「落ちる人の特長」としてお伝え出来る部分はあまり無いんですね。
、、当たり前ですね。(笑)
合格の可能性を上げるために出来ることはやはり、以下のような王道のやり方に限られてしまいます。
- 面接試験の問題形式に慣れる
- 必要とされる英語力まで引き上げるために勉強・対策する
、、ですが!
じゃあ、合格の可能性を上げるために出来ることが全く無いのかというと、そんなことはありません!
なぜなら、英検(3級)の面接には他にも採点ポイントがあるからです。
配点としては多くありませんが、短時間で改善できるポイントであり、なおかつ出来ていない人の方が多い項目です。
以下で具体的に解説していきますので、必ずチェックしてみてください!
英検の面接におけるもう1つの採点項目
英検の面接では先にご紹介した各5点かける5問の他に「態度」に関する採点項目があります。
これは、面接に対して積極的に臨む意欲があるかどうか図るものです。
また、面接というのはコミュニケーションの最たるものですから、礼儀やマナーの面もチェックされます。
点数としては3点で、全体から見れば占める割合は決して多くないですが、その部分も含めてきちんと対策出来ている人は非常に少ないです。
なので、以下で解説するポイントを頭に入れておいていただければ、少しでも合格の可能性を上げることに繋がるはずです!
短時間で出来るとっておきの対策
それでは「実際の面接ではこういう風に取り組みましょう!」というのを早速ご紹介します!
① ノックしたあとに「May I come in?」で入室する
② 入った瞬間に自分から「Hello」
③ 受験票やカードを渡すときに「Here you are」 もらう時に「Thank you」
④ 面接が終わった後に「It was nice talking with you」「Have a nice day」
どれもシンプルなことですが、これらのことは、言われなければほとんどの人がやりません!
また、もしこれらのことを伝えたとしても、特に②、③、④などは、相手から言われてしまうことが多いです。
「先に言われたら絶対ダメ!」というものではないですが、こちらから言う方が印象が良くなるのは間違いないです!
この対策を行った当塾の生徒さんでも向こうから言われてしまったことはありました。
その場合でも慌てる必要はなく、②であればこちらも「Hello」、④であれば「Thank you, you too」などと言えればOKです!
、、と、一応「対策」としてご紹介はしたものの、具体的な表現の内容はともかく、書いてることはそもそも当たり前のことです。
多くの人は、面接も筆記試験と同じで、「与えれらた問題にただ答えるだけでいい」と思ってしまいがちです。
ですが、いくら英語力自体が高くても、自分から積極的に発言しなかったり、相手のことを気遣ったりすることが出来なかったりするのであれば本末転倒ですし、
そういった人が将来的に異国の方たちと一緒に活躍していくのは難しいはずですよね。
単純に英語の力だけを問うのであれば、わざわざ別の形態の試験をやる必要はないわけです。
(面接試験をやるのには、お金も人の手もめちゃくちゃかかるはずです。)
ですから、
- そもそもなぜ面接という方法でも試験をするのか?
- そもそも何のために英語を学ぶのか?
という点について今一度考えてみれば、自ずと何をすべきかが見えてくるはず!
英語で一通りのやり取りが出来るというだけでももちろん素晴らしいことなのですが、英検の面接を通じてコミュニケーションすることの意義自体も見直して頂けると嬉しいです!
お読み頂きありがとうございました!
英語教師の国家国際資格を持つ子供向けの英語レッスン【NovaKid】